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鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療とは?日本の医療は遅れている…鍼灸は世界的に活用されている!

鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療・・・

経験した人よりしてない人の方が多いのでは?

鍼(はり)と聞くと

痛そう・・・怖い・・・などのイメージがあるかもしれません

しかし世界では鍼灸治療は活用されており

プロ選手のトレーナーも鍼灸の資格がないとできないなんて話も

長野県松本市にあるゆず鍼灸整骨院が

国際的に活用されている鍼灸をお伝えします。

鍼灸(しんきゅう)治療とは?

身体の特定の点を刺激するために
専用の鍼や灸を用いた
治療法のことをいいます。

鍼灸の治療、施術が出来るのは
国家資格試験である
「医師」「はり師」「きゅう師」
の以上に3つの資格のみです。

”はりが痛そう・・・”
というイメージがあるかのしれませんが
一般的によく治療に使われる鍼は
髪の毛程度の細さなので、
熟練したはり師であれば、
刺したときの痛みはほとんどありません

※ただし皮膚には痛みを感じる点(痛点)があり
ごくまれにチクッとすることもあります。

鍼灸は世界的にも活用されている 「新しい医学」

鍼灸と聞くと
中国や韓国、日本などの
イメージがあると思いますが

実は
欧米をはじめ世界中で
新しい医学として脚光を浴びています。

ドイツでは医師の10人に1人は
鍼を治療に取り入れている
というデータがあります。

腰痛、膝痛など日本でも
ポピュラーな症状に対して
保険も適用されています。

またアメリカでは臨床試験も莫大な
お金をかけて研究されています。

鍼灸治療の効果について
科学的に証明しようと多くの研究者が
努力を重ねています。

中国、日本だけでなく
アメリカ、ヨーロッパでは
日本以上に医療現場での
活用が進んでいます。

医学の東西という枠組を超えて、
人々にとって重要な医療手法として
グローバルに普及している状況と言えます。

アメリカではトレーナや理学療法士も鍼をしている!?

理学療法士とは
病院でリハビリしてくれる方々です。

実は今アメリカでは
その理学療法士が
”ドライニードル”という
鍼でのリハビリが増えています。

またテニスの全米オープンでは
選手の手首や腕の痛みが出た際に
メディカルタイムがありますが
その時にも鍼をしています。

世界では今これほどまでに
鍼は医療の一つとして
信頼が増しています。

鍼灸の効果と仕組み

鍼灸の効果が出る仕組みの
メカニズムの詳細は、
すべて明らかになっているとは言えません。

しかし、
鍼灸治療は臨床と研究が重ねられ、
ある程度の作用の仕組みについては
わかってきていると言えます。
主に下記のような作用が働くことで、
効果がでるのではないかと考えれられています。

鍼灸のメカニズム

■生体機能調整作用
組織や期間の機能を回復させる作用が、
症状により異なる働き方で起こることがわかっています。

疼痛やけいれんなど
→鎮静作用により、
機能が異常に高まっている状態を抑える働きをする


痺れ、運動麻痺といった
神経や臓器の機能低下
→興奮作用により働きを活発にする


■血行促進作用
症状が起きている患部と
健康な部分を使い分けることで、
下記のような作用が働くと考えられています。

肩こり、筋肉痛、動脈硬化など
→血管を拡張させ、血行を促す働きが起きる
関節炎などの炎症
→患部に集まっている血液を
健康な部分に移動させることで、
炎症を鎮める作用が起こる


■免疫力の活性化作用
白血球を増やすことで、
生体防御機能が高まり、
身体全体の免疫機能を活性化させる
働きをすると考えられています。
また、血行促進作用、生体機能調整作用により
ガンや感染症にかかりにくい体質づくり
にも役立つと考えられています。

これらは「肩こり、腰痛」といった
従来の鍼灸の効果のイメージにとどまることなく、
頭痛、風邪、胃腸の病気、下痢・便秘、冷え性、
耳鼻科の病気や、自律神経失調症などの精神的疾患、
生理痛などの婦人科系疾患、
ひいては脳卒中の半身麻痺などの
効果が引き出させることも指摘されているのです。


さいごに

日本では西洋医学が多く広がっていますが
鍼灸治療は世界的に認められており
”こんな症状にも効果があるの?”
思われた方も多いのではないでしょうか。

最近では
コロナの後遺症も鍼灸での
改善も見られているとのお話しもあります。

もしお身体の不調や
長年のお悩みなどありましたら
鍼灸治療も考えてみてはいかがでしょうか。
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