私が施術家になった理由
私は、小学校1年生から高校卒業までサッカーをしていました。小学校5年生で股関節を痛め、小学校6年生にして腰痛になり、松本市内外の整骨院や整形外科、鍼灸院、整体、大手病院のリハビリなどに通院していました。
当時は、とりあえず整骨院などに行って痛みが軽くなれば…と毎日のように通院していました。しかし、股関節や腰の痛みは高校まで引きずったまま7年間も経ってしまいました。
高校の部活を引退し、サッカーから離れれば痛みがなくなるかと思っていたら、特に軽減するわけでもなく…。逆に、運動不足からか日常生活の腰痛はひどくなり、ただ歩いているだけでも股関節が痛くなるなど、年々ひどくなる一方でした。
このような状況になり、とある病院へ行ってちょっとした筋力検査をすることに！検査は、ただ座った状態でドクターが太ももを上から押さえるので、負けないように足を上げるだけの検査です。僕自身、当時18歳で12年間もサッカーをしていたので下半身には自信があり、内心「馬鹿にするな」と思い検査に挑みました！
まずは左足から。左足は利き足ではないため少し不安でしたが、普通に上げることができました。
次は右。右足は利き足なので不安もなく足に力を入れて上げました。
…えっ！？
思いっきり力を入れましたがまったく上がりませんでした…。こちらとしては、本気で思いっきり力を入れ、ドクターを後ろに倒れさせるつもりでしたが、まったく上げることができませんでした…。さらに別の検査で、太ももの内転筋の筋力テストを行いましたが、これも先程と同じく、まったくドクターの力に対抗することができませんでした…。
当時の話だと、この筋力低下の左右差は小学校5年生に痛めた股関節が理由とのこと。繰り返し同じ動作をしていたため、無意識に身体が本来使うべき筋肉を使わなくなってしまった影響だと言われたことを鮮明に覚えています。
ただ、ショックと同時に希望も見えてきました！左と同じ筋力がつけば、股関節痛や腰痛がなくなると！！
部活でも筋トレを真面目にしたことがなかったのですが、この時ばかりは毎日欠かさず言われた回数の倍以上のトレーニングを行い、左足と同等、それ以上に筋肉をつけました。その結果、病院でも「もういいでしょう」と太鼓判をもらい、安心していました！これで股関節痛や腰痛がなくなると…。
しかし、安心したのも束の間…
1ヶ月も経たないうちに腰痛が再発し、歩いているだけで股関節痛がでてきました…。
これは、松本市や塩尻市、諏訪市の「いいよ」と言われる施術院に通い、それでも痛みがなくならず諦めていた時期の話です。ちょうど進学の時期でもあり、「自分で勉強しよう」そして「自分と同じような悩みの方を1人でも救う！」と思い、施術家を志しました。
高校卒業後は埼玉の専門学校に通いながら、19歳で整骨院に勤め、朝から晩まで必死に勉強をしてやっとの思いで国家試験に合格。
「これで多くの人を痛みから救える」
そう思っていました…。
当時は、とりあえず整骨院などに行って痛みが軽くなれば…と毎日のように通院していました。しかし、股関節や腰の痛みは高校まで引きずったまま7年間も経ってしまいました。
高校の部活を引退し、サッカーから離れれば痛みがなくなるかと思っていたら、特に軽減するわけでもなく…。逆に、運動不足からか日常生活の腰痛はひどくなり、ただ歩いているだけでも股関節が痛くなるなど、年々ひどくなる一方でした。
このような状況になり、とある病院へ行ってちょっとした筋力検査をすることに！検査は、ただ座った状態でドクターが太ももを上から押さえるので、負けないように足を上げるだけの検査です。僕自身、当時18歳で12年間もサッカーをしていたので下半身には自信があり、内心「馬鹿にするな」と思い検査に挑みました！
まずは左足から。左足は利き足ではないため少し不安でしたが、普通に上げることができました。
次は右。右足は利き足なので不安もなく足に力を入れて上げました。
…えっ！？
思いっきり力を入れましたがまったく上がりませんでした…。こちらとしては、本気で思いっきり力を入れ、ドクターを後ろに倒れさせるつもりでしたが、まったく上げることができませんでした…。さらに別の検査で、太ももの内転筋の筋力テストを行いましたが、これも先程と同じく、まったくドクターの力に対抗することができませんでした…。
当時の話だと、この筋力低下の左右差は小学校5年生に痛めた股関節が理由とのこと。繰り返し同じ動作をしていたため、無意識に身体が本来使うべき筋肉を使わなくなってしまった影響だと言われたことを鮮明に覚えています。
ただ、ショックと同時に希望も見えてきました！左と同じ筋力がつけば、股関節痛や腰痛がなくなると！！
部活でも筋トレを真面目にしたことがなかったのですが、この時ばかりは毎日欠かさず言われた回数の倍以上のトレーニングを行い、左足と同等、それ以上に筋肉をつけました。その結果、病院でも「もういいでしょう」と太鼓判をもらい、安心していました！これで股関節痛や腰痛がなくなると…。
しかし、安心したのも束の間…
1ヶ月も経たないうちに腰痛が再発し、歩いているだけで股関節痛がでてきました…。
これは、松本市や塩尻市、諏訪市の「いいよ」と言われる施術院に通い、それでも痛みがなくならず諦めていた時期の話です。ちょうど進学の時期でもあり、「自分で勉強しよう」そして「自分と同じような悩みの方を1人でも救う！」と思い、施術家を志しました。
高校卒業後は埼玉の専門学校に通いながら、19歳で整骨院に勤め、朝から晩まで必死に勉強をしてやっとの思いで国家試験に合格。
「これで多くの人を痛みから救える」
そう思っていました…。
ぶち当たった“現実”の壁
しかし、現実は甘くありませんでした。私の前に2つの壁が立ちはだかったのです。
1つ目の壁は「保険制度」。
最初は、保険が使える整骨院で働き始めました。保険でできることと言えば、電気を流すことや温めることと、5～10分程度のマッサージ。
（もともと整骨院は骨折などを対処する場所なので当然なのですが…）
もちろんこれで改善する方もいましたし、私もこのような整骨院に通っていたので当たり前だと思っていました。
ですが、施術する方の立場になって施術をしていると、保険範囲内の施術は1日で20人以上の方に対応しなければならず、限られた時間のなかで改善する・良くするというより、流れ作業になっていました。保険範囲内の施術では改善しないという方が圧倒的に多く、ある日自分も改善していないうちの一人だと思い出し、日々葛藤する時期がありました。
2つ目の壁は「学校の知識では不十分」ということ。
学校の教科書の知識だけでは、実際の症例にはまったく歯が立ちませんでした。
痛みで悩む方を目の前にして、“改善することができない自分への情けなさ”や“自分を頼って来てくれている方への罪悪感”を持ち続け、お客様からの「痛みの原因は何？」という純粋な質問に対して、逃げるように専門的な答えを並べていることに嫌気を感じるようにもなっていきました。
1つ目の壁は「保険制度」。
最初は、保険が使える整骨院で働き始めました。保険でできることと言えば、電気を流すことや温めることと、5～10分程度のマッサージ。
（もともと整骨院は骨折などを対処する場所なので当然なのですが…）
もちろんこれで改善する方もいましたし、私もこのような整骨院に通っていたので当たり前だと思っていました。
ですが、施術する方の立場になって施術をしていると、保険範囲内の施術は1日で20人以上の方に対応しなければならず、限られた時間のなかで改善する・良くするというより、流れ作業になっていました。保険範囲内の施術では改善しないという方が圧倒的に多く、ある日自分も改善していないうちの一人だと思い出し、日々葛藤する時期がありました。
2つ目の壁は「学校の知識では不十分」ということ。
学校の教科書の知識だけでは、実際の症例にはまったく歯が立ちませんでした。
痛みで悩む方を目の前にして、“改善することができない自分への情けなさ”や“自分を頼って来てくれている方への罪悪感”を持ち続け、お客様からの「痛みの原因は何？」という純粋な質問に対して、逃げるように専門的な答えを並べていることに嫌気を感じるようにもなっていきました。
革新的な方法との出会い
さまざまな参考書で必死に勉強を重ねるなかで、現在の「身体を総合的に評価し、痛みの本当の原因を見つけ出す」という方法に出会いました。
「痛みのある場所に原因はない」
最初は半信半疑でした。
これまで「痛い」と訴える場所を汗だくでマッサージしてほぐしていたので、今までの経験や勉強が否定されているようにも感じたからです。しかし、その方法を試してみたところ、今まで何年も改善しなかった方がたった数回で改善してしまったのです！
そして、臨床での改善率が大幅に向上し、多くのお客様から喜びの声をいただけるように…。私の中の疑念が、確信と自信に変わりました。
「これで本当に多くの方の役に立てる！」
「お客様の質問に自信を持って答えられる！」
その想いを実現させるため、現在の「ゆず鍼灸整骨院」を開院しました。
「痛みのある場所に原因はない」
最初は半信半疑でした。
これまで「痛い」と訴える場所を汗だくでマッサージしてほぐしていたので、今までの経験や勉強が否定されているようにも感じたからです。しかし、その方法を試してみたところ、今まで何年も改善しなかった方がたった数回で改善してしまったのです！
そして、臨床での改善率が大幅に向上し、多くのお客様から喜びの声をいただけるように…。私の中の疑念が、確信と自信に変わりました。
「これで本当に多くの方の役に立てる！」
「お客様の質問に自信を持って答えられる！」
その想いを実現させるため、現在の「ゆず鍼灸整骨院」を開院しました。
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